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エンタメ・インタビュー
今年12月30日の公演を最後に引退する指揮者・井上道義さん。9月後半から11月にかけては全国7カ所で、それぞれ違う七つのオーケストラでプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』公演を行う。
2018年にロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール(フランス)で2位、翌19年のチャイコフスキー国際コンクール(ロシア)で4位と上位入賞を果たして以来、さらに目覚ましい活躍を続けているヴァイオリニストの金川真弓さん。演奏会の多さで、現役ヴァイオリニストとしてトップクラスとされる。
今年1月からケーブルテレビなどで始まった米ニュース専門チャンネルCNNインターナショナルの新番組「ファースト・ムーブ」(火~土曜朝)のアンカー、ジュリア・チャタリーさんが日本で行われる同社のイベントに合わせて来日し、時事通信社のインタビューに応じた。
2021年の第90回日本音楽コンクールでバルトークの超難曲『ヴァイオリン協奏曲第2番』を演奏して高得点で優勝、その勢いで翌年の第8回仙台国際音楽コンクールでは史上最年少の17歳で優勝した中野りなさん。2023年4月から桐朋学園大学のディプロマ・コース(実技を中心とした自由で高度な専門教育コース)で学び、同時に9月からオーストリアのウィーン市立芸術大学にも在籍する。
4歳で習字を始めて、今では、フランスや米国など10カ国以上で書道パフォーマンスを披露するなど、「書」の魅力を発信し続ける書道家でアーティストの青柳美扇さん。このほど新著『毎日、ポジティブ。』(ぴあ)を上梓した美扇さんは、NHKEテレ『にほんごであそぼ』へのレギュラー出演のほか、5月には世界遺産・高野山金剛峯寺に書を奉納、さらには、ゲーム内のロゴの作成やスポーツイベントでのパフォーマンスと、忙しい日々を送っている。
口をきつく結んで、ギロリと後輩をにらみつける姿-。松竹楽劇部(現・OSK日本歌劇団)出身で「ブギの女王」と称された歌手・笠置シヅ子をモデルにしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロインの教育係・橘アオイ役を務めたのが翼和希さんだ。翼さん自身もOSK現役男役スターで、11月には『レビュー in Kyoto』(京都・南座)の公演も控える。
2006年のミュンヘン国際音楽コンクール(ドイツ)で2位、そして翌年のクララ・ハスキル国際ピアノコンクール(スイス)で優勝し、世界的な名声を確立したピアニストの河村尚子さん。現在もドイツ・エッセンを拠点に精力的な演奏活動を続けながら、現地の大学教授として後進の指導にも当たっている。
ドイツ中部に位置するワイマールを拠点に活躍している世界的オルガニスト福本茉莉さん。男性も少なくないオルガニストの中では身長160センチとやや小柄ながら、国内外の国際コンクールで優勝。その両手両足を鍵盤上で縦横無尽に動かす様子はアスリートのようだ。
ミラノ・スカラ座と並ぶイタリア二大劇場の一つローマ歌劇場の日本公演が13日、始まった。歌手や合唱団、オーケストラ、そして舞台装置と劇場全体が丸ごと来日する本格的な“引っ越し公演”だ。ヴェルディの『椿姫』に続いて、17日から始まるプッチーニの『トスカ』に出演する世界的ソプラノ歌手、ソニア・ヨンチェヴァさんに話を聴いた。
2022年9月27日、政府が主催する故安倍晋三元首相の「国葬」が日本武道館で執り行われた。反対デモの喧騒とものものしい警備の一方で、安倍氏の突然の死を悲しみ、献花場に列をつくる人たち。日本中が異様な空気に包まれた1日を、『なぜ君は総理大臣になれないのか』(20年)などのドキュメンタリーを手掛けてきた大島新監督(54)が記録した。東京や奈良、山口など10都市で取材した映像素材を編集し、浮かび上がった現代日本の「分断」の実相とは―。大島監督に話を聴いた。
世界最高峰のバレエの殿堂、パリ・オペラ座でトップダンサーの地位を勝ち取ったバレリーナ。しかし、舞台上で大けがをしてしまい、キャリアを断たれてしまったと途方に暮れていた矢先、彼女は思いがけない出会いによって新しい扉を開くことに…セドリック・クラピッシュ監督の最新作『ダンサー イン Paris』で女優デビュー・映画初主演にして、セザール賞有望若手女優賞にノミネートされたのが、主人公と同じパリ・オペラ座バレエ団で現役ダンサーとして活躍するマリオン・バルボーさん。
芸術の都に本拠を置くパリ・オペラ座バレエ団は、ルイ14世時代を起源とした伝統と格式を保ち約350年以上の歴史を誇る。クラシックバレエの普及と発展を見守ってきた世界最古の国立バレエ団では、欧州のみならず、世界情勢を背景とした時代の流れをも映し出し、名だたるダンサーたちが交錯してきた。
女優・杏が、3人の子どもと愛犬1匹と共に、「なんとなく面白そう」という期待感を抱きながらパリに拠点を移してから1年がたとうとしている。シングルマザーでフランス語もままならず、慣れない環境での生活だが、「人の助けを借りて、のたうち回って生きているのですが、間違いなく充実しています」と語る。
俳優の中井貴一が、インターネット通販大手アマゾンの音声コンテンツサービス「オーディブル」で、村上春樹のノンフィクション「猫を棄てる 父親について語るとき」を朗読した。「父の歴史をひもといていける村上さんがうらやましい」と感想を漏らした中井は、自身の父で俳優の佐田啓二(1926~64年)について語った。
世界的な名声を誇る英国ロイヤル・バレエ団が、4年ぶりとなる日本公演を行う。同団は、気品あふれるスタイルを保つ王立バレエとして英国最大規模を有し、演劇的要素をふんだんに取り入れた個性豊かな作品をそろえ、格別な人気を博してきた。日本人ダンサーも数多く活躍する。
「ウイスキーにはいろいろな特徴がありますが、最初はボトルやラベルの“見た目”が格好いいかどうかで選ぶのが一番です」―こう熱弁をふるうのは、元バレーボール日本代表の佐々木太一さん。強豪サントリーサンバーズのVリーグ5連覇にも中心選手として貢献した佐々木さんは引退後、サントリーの営業マンに転身した。
元タカラジェンヌたちの“ネクストステージ”が本格化する。宝塚歌劇団を退団したOGたちが、BTSの世界的ヒット曲「Butter」の振り付け制作にも関わった人気ダンスグループ「GANMI」の力を借り、新たな魅力を手に入れた。両者のコラボレーション・ダンス・ライブ「2STEP」が5月26日から東京、大阪で上演される。
黒木雪音―この名を多くの人が知る日は遠くないに違いない。昨年から今年にかけてダブリン国際ピアノコンクール(アイルランド)、リスト・ユトレヒト(オランダ)、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)と、国際的に権威あるコンクールで次々上位入賞を果たしているピアニストだ。今年大学院を卒業したばかりの24歳。輝き始めた黒木さんにこれまでの足跡とこれからについて聴いた。
人気ダンス&ボーカルグループEXILE(エグザイル)のパフォーマー・橘ケンチがダンスに没頭し、夢を追った青春時代を主人公である「賢太」に託して振り返った自伝的小説「パーマネント・ブルー」(文芸春秋)で作家デビューを飾った。ダンスに出会い、さまざまな人と交流しながら踊り続けた10代から20代の実体験にフィクションを交えた作品だ。
メンバー全員が音楽大学声楽科出身、身長180センチ以上という“イケメン”ボーカルグループ「LE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)」の佐賀龍彦(42)が脳梗塞を発症したのは2021年9月。マイクを握ることすらできなかった状態だったが、ファンの温かいメッセージに支えられ、懸命にリハビリを重ねた。そして1年足らずでの現場復帰。3月17日から東京と京都で行われるグループ結成15周年を記念したライブでは、フルオーケストラをバックにソロでの歌声も披露する。
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