「北極」が教えるみらい
覇権争い、温暖化の最前線

 「北極」と聞いて何が思い浮かぶだろうか。
 氷に閉ざされた海、ホッキョクグマ、眠れる資源―。北緯66度33分以北の北極圏では、地球平均の4倍の速度で温暖化が進む。資源争奪競争が幕を開け、米国や中国、ロシアといった大国の覇権争いの最前線にもなりつつある。
 北極の温暖化は日本に猛暑や豪雨、豪雪といった異常気象をもたらすことが分かってきた。一方、海氷減少に伴い、新航路や海底光通信ケーブル、資源開発など日本に恩恵をもたらす可能性も芽生えている。
 北極を知れば、地球の未来が見える。時事通信は2024年8月下旬から約1カ月間、海洋地球研究船「みらい」の北極航海に同乗し、急激に変動する北極の現状を取材した。

【連載】第1部「二つの北極」

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平和は破られた。2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻で、北極は再びロシアと北大西洋条約機構(NATO)がにらみ合う「対立の海」となった。

【連載】第2部「蒼い北極」

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【連載】第3部「未来が見える場所」

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【連載】みらい船上リポート

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