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〔東京外為〕ドル、一時150円台後半=売り一巡後は買い戻し(7日正午)

 7日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、田村直樹日銀審議委員の発言を受けた日銀の追加利上げ観測が前日の海外時間に再燃したことを受けて、一時1ドル=150円台後半に下落した。その後は買い戻しが入り、151円台後半に持ち直している。正午現在、151円60~60銭と前日(午後5時、152円57~58銭)比97銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間の序盤に152円80銭台に上値を切り上げたが、米国時間に反落した。田村委員の発言を受けて利上げ観測が再燃。日米の金利差が縮小するとの思惑から、米国時間の中盤には151円60銭台に下落した。いったん戻した後、151円20銭まで下値を切り下げ、終盤は151円30~40銭前後で下げ渋った。
 東京時間の早朝はやや売られ、151円20銭台で推移した。午前9時前後に「下値を試す動きが強まった」(為替ブローカー)とされ、一時150円90銭台に下落した。その後は「下げ過ぎ感の修正から買い戻しが入った」(大手邦銀)といい、午前11時すぎに151円70銭台に戻した。正午にかけてはやや伸び悩んだ。
 ドル円は早朝に下値を試す動きになったが、「週初の155円台から大幅に下落した後でもあり、下値ではドルを売り持ちした向きの利益確定の買い戻しが入った」(先のブローカー)。午後は、日本時間の今夜に市場関係者の注目度が高い1月の米雇用統計の発表を控え、「様子見ムードが強まる」(同)とみられる。このほか、「日米首脳会談を控えていることも様子見ムードを強めるだろう」(先のブローカー)との声も聞かれる。
 ユーロも午前9時以降、対円は持ち直した。対ドルは横ばい圏。正午現在、1ユーロ=157円42~43銭(前日午後5時、158円36~39銭)、対ドルでは1.0384~0384ドル(同1.0380~0380ドル)。(2025/02/07-12:04)

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